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クライアント認証を使用するためのクライアントの構成

クライアント認証は、サーバーまたはクライアント・ワークステーションにおいて、 セッション構成プロパティーの中で構成できます。

サーバーで、以下のステップを行ってください。

  1. 「管理者ユーティリティー」ウィンドウを開きます。
  2. 左側ペインの「ユーザー/グループ」をクリックして、定義済みのグループおよび ユーザーのリストを開きます。
  3. ユーザーまたはグループを右クリックし、「セッション」を選択して 「構成済みセッション」ウィンドウを開きます。
  4. 新規セッションを構成する場合は、該当するボタンをクリックします。セッションを 変更する場合には、セッション・アイコンを右クリックして「プロパティー」をクリックします。
  5. 左ペインの「接続」をクリックします。
  6. プロトコル・リスト・ボックスの右側のペインで、セキュア・プロトコル (Telnet-TLS または Telnet-SSL のいずれか) を選択します。
  7. 左側のペインで、「接続」を拡張し、TLS/SSL をクリックします。
  8. サーバー認証を使用可能にするには、 「サーバー認証」を選択します。インターネットを使用する場合は、既知の「セキュリティー制限」について読んでください。
  9. クライアント認証」を使用する場合は、 「証明書の送信」に「はい」とクリックします。
  10. 証明書ソースおよび証明書の位置または証明書名を指定します。

    クライアント証明書のデフォルトの位置を指定するには、URL、またはパスとファイル名を入力します。使用できる URL プロトコルは、そのブラウザーの機能によって異なります。たいていのブラウザーは、 HTTP、 HTTPS、 FTP、 および FTPS をサポートする。

    Z and I Emulator for Web でスマート・カードを使用するためにパラメーターを設定するには、「セットアップ」をクリックします。

    「セットアップ」ボタンを使用できるのは、「ブラウザーまたは セキュリティー・デバイス・オプション」が「証明書ソース」 として選択されている場合のみです。

    デフォルト名を指定するには、「サーバーによって信頼された任意の証明書」 を選択して、Z and I Emulator for Web に、Microsoft Internet Explorer 個人証明書ストアで、 その証明書を要求しているサーバーによって信頼された認証局が署名している最初の証明書を検索させます。特定の名前を選択すると、Z and I Emulator for Web はその証明書のみを送信します。「証明書名の追加」ボタンをクリックし、共通名、組織、他の コンポーネントなどの証明書のコンポーネントを指定して、管理者の証明書ストア にない証明書の名前を追加することもできます。

    位置や名前を変更したくない場合には、「ロック」をクリックします。そうしないと、ユーザーは証明書の位置または名前の選択が行えます。

    サーバーがクライアント証明書を要求するたびにプロンプトが出されるようにするには、「プロンプトを出す頻度」リスト・ボックスを拡張し、「接続ごと」をクリックします。

    Z and I Emulator for Web を始動するたびにプロンプトが 1 度出されるようにするには、「ZIEWeb の初回始動後」をクリックします。

    接続前に証明書を検索するかどうかを指定します。

  11. 「OK」をクリックします。
  12. クライアントが Z and I Emulator for Web サーバーに対してセキュア・セッションを使用する場合には、管理ユーティリティーの左側ペインで「リダイレクター・サービス」 をクリックします。

クライアントで、以下のステップを行ってください。

以下のフィールドの一部は、管理者によって使用不可にされていることがあります。
  1. 新規セッションを作成したい場合には、「セッションの追加」をクリック して、作成したいセッションのタイプをダブルクリックします。既存の セッションを変更したい場合には、そのセッション・アイコンを右クリック して「プロパティー」をクリックします。
  2. 左ペインの「接続」をクリックします。
  3. プロトコル・リスト・ボックスの右側のペインで、セキュア・プロトコル (Telnet-TLS または Telnet-SSL のいずれか) を選択します。
  4. 左側のペインで、「接続」を拡張し、TLS/SSL をクリックします。
  5. サーバー認証を使用可能にするには、「サーバー認証」をクリックします。インターネットを使用する場合は、既知の「セキュリティー制限」について読んでください。
  6. クライアント認証」を使用する場合は、 「証明書の送信」に「はい」とクリックします。
  7. 次に、証明書ソースおよび 証明書の位置、または証明書名を指定します。

    クライアント証明書のデフォルトの位置を指定するには、URL、またはパスとファイル名を入力します。使用できる URL プロトコルは、そのブラウザーの機能によって異なります。たいていのブラウザーは、 HTTP、 HTTPS、 FTP、 および FTPS をサポートする。

    Z and I Emulator for Web でスマート・カードを使用するためにパラメーターを設定するには、「セットアップ」をクリックします。

    「セットアップ」ボタンを使用できるのは、「ブラウザーまたは セキュリティー・デバイス・オプション」が「証明書ソース」 として選択されている場合のみです。

    デフォルト名を指定するには、「証明書名」ドロップダウン・ボックスから選択を行います。「サーバーによって信頼された任意の証明書」を選択すると、Z and I Emulator for Web は Microsoft Internet Explorer 個人証明書ストアで、その証明書を要求している サーバーによって信頼された認証局が署名している最初の証明書を検索します。特定の名前を選択すると、Z and I Emulator for Web はその証明書のみを送信します。

    サーバーがクライアント証明書を要求するたびにプロンプトが出されるようにするには、「プロンプトを出す頻度」リスト・ボックスを拡張し、「接続ごと」をクリックします。

    Z and I Emulator for Web を始動するたびにプロンプトが 1 度出されるようにするには、「ZIEWeb の初回始動後」をクリックします。

    クライアントが設定のローカルの保管をサポートしている場合、「一度だけ出して設定をクライアントに保管する」をクリックすると、Z and I Emulator for Web は次回に接続が行われたときにプロンプトを出しますが、以後は接続が失敗しないかぎりプロンプトを出すことはありません。

    接続前に証明書を検索するかどうかを指定します。

  8. 「OK」をクリックします。

証明書を要求しないサーバーもあります。証明書を要求する Telnet サーバーに接続しようとすると、証明書の位置とパスワードを要求するプロンプトを出すウィンドウが表示されます。

リダイレクターのセキュリティー設定

Z and I Emulator for Web リダイレクターでセキュア・セッションを使用するには、 リダイレクターが使用するポートのセキュリティー・レベルを設定する必要があります。サーバーで、以下のステップを行ってください。

  1. 管理者としてログオンします。
  2. 「リダイレクター・サービス」をクリックします。
  3. 新規接続を作成する場合は、「追加」をクリックします。接続を変更する場合は、 項目を強調表示して「変更」をクリックします。
  4. 「構成の追加」(または「構成の変更」) ウィンドウで、セキュリティーに適切な値を選択します。「クライアント・サイド」を選択すると、クライアントとサーバーとの間にセキュア・セッションが提供されるので、 これを選択する場合が多いでしょう。詳細についてのオンライン・ヘルプを参照するには、「ヘルプ」ボタンを クリックしてください。

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