カスタム機能エディターを用いると、HTML ファイルや JavaScript ファイルを編集しなくても、カスタム機能の定義や保守が可能になります。カスタム機能エディターを使用すると、カスタム機能を追加または削除できます。その後に「キーボードの再マップ」ダイアログに移動して「カテゴリー」リストから「カスタム機能」を選択すると、定義したカスタム機能が、再マップに使用可能なリスト中に表示されます。また、「ツールバーのカスタマイズ」ダイアログの「キー・ストローク」ページから、ツールバー・ボタンをカスタム機能に割り当てることもできます。
カスタム機能を追加する方法
- 以下のいずれかを実行することによって、ホスト・セッション・ウィンドウから開始します。
- 「編集」>「プリファレンス」>「キーボード」を選択します。「キー割り当て」タブで「カスタム機能」をクリックします。
- 「編集」>「設定」>「ツールバー」>「ボタンの追加」を選択します。「ボタンの追加」パネルから「キー・ストローク」タブを選択して、「カスタム機能」ボタンを選択します。
- カスタム機能エディターが表示されます。
- 「追加」をクリックして、「カスタム機能の追加」ダイアログを表示します。
- カスタム機能の名前とデータを入力します (例えば、「名前」フィールドに Logout、「データ」フィールドに logout[enter] と入力すれば、ログアウトを自動化できます)。
名前値は、「キーボードの再マップとツールバーのカスタマイズ」機能リスト・ボックスに表示されます。データ値は、再マップされたキーまたはツールバー・ボタンが押される時に、エミュレーターが処理するものです。
データ値についての詳細は、以下を参照してください。
- 「OK」をクリックします。
- すべてのカスタム機能の割り当てが正常に完了したら、「OK」をクリックします。すべてのデータが保管され、定義したカスタム機能が「キーボードの再マップとツールバーのカスタマイズ」ダイアログの「カスタム機能のカテゴリー」リストに表示されます。
カスタム機能を削除する方法
- 以下のいずれかを実行することによって、ホスト・セッション・ウィンドウから開始します。
- 「編集」>「設定」>「キーボード」を選択します。「キー割り当て」タブで、「カスタム機能」ボタンを選択します。
- 「編集」>「設定」>「ツールバー」>「ボタンの追加」を選択します。「ボタンの追加」パネルから「キー・ストローク」タブを選択し、「カスタム機能」をクリックします。
- 「カスタム機能エディター」ダイアログが表示されます。
- 「カスタム機能」リストからカスタム機能を選択し、「削除」を選択します。「削除の確認」ダイアログが表示されます。
- 「OK」をクリックします。
- 削除するカスタム機能がすべて正常に削除されたら、「OK」をクリックします。すべてのデータが保存され、選択したカスタム機能は「キーボードの再マップとツールバーのカスタマイズ」ダイアログの「カスタム機能のカテゴリー」リストから削除されます。
カスタム機能を編集する方法
- 以下のいずれかを実行することによって、ホスト・セッション・ウィンドウから開始します。
- 「編集」>「設定」>「キーボード」を選択します。「キー割り当て」タブで「カスタム機能」をクリックします。
- 「編集」>「設定」>「ツールバー」>「ボタンの追加」を選択します。「ボタンの追加」パネルから「キー・ストローク」タブを選択し、「カスタム機能」をクリックします。
- 「カスタム機能エディター」ダイアログが表示されます。
- 「カスタム機能」ダイアログからいずれかのカスタム機能を選択し、「編集」をクリックします。「カスタム機能の編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 必要な変更を行い、「OK」をクリックします。
- 1 つ以上のカスタム機能の編集が正常に完了したら、「OK」をクリックします。変更されたすべてのデータが保存され、選択したカスタム機能は「キーボードの再マップとツールバーのカスタマイズ」ダイアログの 「カスタム機能のカテゴリー」リストに保存されます。
データ値を指定する時に留意すべき 3 つの規則を以下に示します。
ブラケット・エンコード
Z and I Emulator for Web では、SendKeys ニーモニックを処理する機能がサポートされているため、ブラケットを送信するには、すべて二重ブラケット [[ ]] を使用する必要があります。単一の開始ブラケットと終了ブラケット [ ] は、SendKeys ニーモニックのフィールド境界として変換されます。
詳しくは、SendKeys ニーモニックを参照してください。
- カラット・エンコード
カラット (^) は、表示できない文字を送信するのに使用されます。A (16 進数の 41、10 進数の 65) より大か等しい値を持った任意の文字の前に ^ を入れて、 その値マイナス、16 進数の 40 または 10 進数の 64 に変換します。 例えば、^A = = 16 進数の 01、^B = = 16 進数の 02 などです。^ をデータ・ストリームに取り込む唯一の方法は、それを重ねることです。言い換えると、^^ は、データ・ストリーム内の ^ と等しくなります。
- Unicode エンコード
Unicode エンコードを使用して、表示可能文字および表示不可文字をデータ・ストリームに書き込むことができます。UNICODE エンコードは、形式 \uxxxx を使用します。 ここで、xxxx は、2 つの 16 進数バイトです。エスケープ文字の値は、\u001b です。
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