Z and I Emulator for Web には、5250 ホスト印刷のための以下の機能が用意されています。
ホスト印刷キーが 5250 ディスプレイ・セッションで使用可能です。これは、 任意の iSeries プリンターで印刷できる印刷ジョブとして表示スペースの内容を iSeries に送信します。そのジョブが Z and I Emulator for Web 5250 プリンター・セッションに送信されると、 そのセッション用に指定されたプリンターで印刷されます。ホスト印刷キーはデフォルトでは Ctrl-Pause にマップされています。
5250 ホスト印刷変換機能は、iSeries からローカル・プリンターに送信する直前に、iSeries 印刷データ・ストリームを ASCII に変換します。この変換を iSeries で行うことにより、ほとんどの印刷処理がクライアント上ではなく、 その iSeries 上で確実に行われるようになります。
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ASCII 印刷データ・ストリームは多くの IBM と IBM 以外のプリンターに適合します。 これは、特定の ASCII プリンターの特性を記述する iSeries システム・オブジェクトを使用します。プリンター・セッションを構成する時には、提供される長いリストからプリンターを選択するだけで、 使用できるようになります。
デフォルトでは、Z and I Emulator for Web は SCS から ASCII への変換を使いますが、iSeries で AFP から ASCII への変換を実行するよう構成することも可能です。Z and I Emulator for Web はこの変換もサポートしています。ASCII データ・ストリームは、SCS ASCII 透過 (ATRN) コマンドを使用してクライアントへパススルーされます。Z and I Emulator for Web はこのコマンドを削除して、ASCII データ・ストリームをワークステーション・プリンターに渡します。