TN3270E のコンテンション解消機能の使用
TN3270E (拡張) は、セッションが接続する LU または LU プールを ユーザーが指定できるようにした TN3270 プロトコルの拡張形式です。 また、サーバーに ASCII モードで接続するため (例えば、ファイアウォールに ログオンするため) のネットワーク仮想端末装置 (NVT) プロトコル もサポートしています。
コンテンション解消モードは TN3270E のオプション機能で、TN3270E サーバー のすべてではなく一部がこの機能をサポートしています。 この機能は、ホストがアプリケーション画面の更新を完了したかどうか クライアントが認識できないという問題を解決します。クライアントが TN3270E セッションを実行していて、 コンテンション解消をサポートするサーバーに接続している場合は、 ホストがアプリケーション画面の更新を完了するまで、 マクロ・ランタイムは新しいマクロ画面を認識しません。
Z and I Emulator for Web では、TN3270 でなく TN3270E を使用するように 3270 ディスプレイ・セッションを設定できます。このためには、3270 ディスプレイ・セッション構成パネルの「接続構成」ウィンドウで、該当するラジオ・ボタンをクリックします。
サーバーがコンテンション解消をサポートしている場合には、通常、Z and I Emulator for Web は TN3270E サーバーと自動的にコンテンション解消モードで通信します。ただし、HTML パラメーターによって、コンテンション解消モードを使用不可に設定することもできます (オンライン・ヘルプの『NegotiateCResolution』を参照)。