<trace> エレメントを使用したマクロ・スクリプトのデバッグ

デバッグの際に <trace> エレメントを使用して、テキストと値をトレース出力先に送ることができます。特に、出力に変数の名前を組み込むと、マクロ・ランタイムは 変数の名前と値の両方を中括弧 {} で囲んで出力に表示します。次に例を示します。
図 1. <trace> エレメントの使用例
<vars>
<create name="$var1$" type="string" value="'original'" />
</vars>
.
.
<actions>
<trace type="SYSOUT" value="'Before update: '+$var1$" />
<varupdate name="$var1$" value="'updated'" />
<trace type="SYSOUT" value="'After update: '+$var1$" />
</actions>
前の図に示したコードは、次のテキストを Java コンソールに出力します。
図 2. <trace> エレメントの使用例の出力
Before update: +{$var1$ = original}
After update: +{$var1$ = updated}
<trace> アクションが、それぞれの変数の変数名と変数の内容を両方とも中括弧 {} で囲んで表示している点に注意してください。