「OIA が禁止解除になるのを待つ」記述子 (<oia> エレメント)

表 1 は、次のことを示しています。
  • 「OIA が禁止解除になるのを待つ (Wait for OIA to Become Uninhibited)」リスト・ボックスの 3 つの可能な設定値
  • <oia> エレメントで使用される対応する値
  • マクロ・ランタイムが設定をどのように評価するか
表 1. 「OIA が禁止解除になるのを待つ (Wait for OIA to Become Uninhibited)」ディスクリプターの有効な設定値
記述タブ上の設定: <oia> エレメントの status 属性の値。 意味:
true NOTINHIBITED セッション・ウィンドウの入力禁止標識がクリアされる (つまり、入力が禁止されない) 場合、マクロ・ランタイムはこのディスクリプターを true として評価します。そうでない場合、マクロ・ランタイムはこの記述子を false と評価します。
false DONTCARE マクロ・ランタイムは、常にこの記述子を true として評価します。
<Expression> 'NOTINHIBITED'、 'DONTCARE'、またはこれらのストリングのどちらかに評価される任意の式 マクロ・ランタイムは、式を評価してから、結果のストリングを解釈します。
ほぼすべてのシナリオで、このディスクリプターのデフォルト設定を受け入れることができます。デフォルト設定は、true (記述タブ上) と NOTINHIBITED (マクロ言語内) です。画面認識時には、次のことが行われます。
  • セッション・ウィンドウの入力禁止標識が設定される (つまり、入力が禁止される) 場合、マクロ・ランタイムはこのディスクリプターを false として評価します。
  • しかし、入力禁止標識がクリアされる (つまり、入力が禁止されない) 場合、マクロ・ランタイムはこの記述子を true として評価します。
これらは、予期した結果です。通常、入力禁止標識が設定されている間に、マクロ・ランタイムがマクロ画面を認識して、アクションの処理をただちに開始することを、ユーザーは希望しません。重要なタイミングの問題がここに含まれています。その問題については別のセクションをお読みください (画面の完了を参照)。ただし、その問題を解決しても、このディスクリプターは、ほとんどの場合、デフォルト設定 (true) のままにしておく必要があります。

しかし、マクロ・ランタイムに入力禁止状態を無視させるシナリオの場合は、記述タブでこのディスクリプターを false に設定してください (マクロ言語の相当する設定は DONTCARE です)。