カーソル記述子 (<cursor> エレメント)

カーソル記述子は、アプリケーション画面上の行と列の位置 (例えば、行 10 と列 50) を指定します。行の値と列の値のどちらにも、整数、または整数に評価される任意のエンティティー (例えば、変数、演算式、または外部 Java メソッドの呼び出し) を使用できます。

画面認識時にマクロ・ランタイムは次のことを行います。
  1. 行の値を評価し、整数の結果を取得する。
  2. 列の値を評価し、整数の結果を取得する。
  3. アプリケーション画面 (現在の状態) 内のテキスト・カーソルの行と列の位置を調べる。
  4. 記述子内の行と列の位置を、アプリケーション画面のテキスト・カーソルの行と列の位置と比較する。

2 つの位置が同じである場合、マクロ・ランタイムはこの記述子を true と評価します。false に評価される場合、マクロ・ランタイムはこのディスクリプターを false として評価します。

カーソル記述子の編集中に、正しい行とカラムの値を指定する場合は、 「現行 (Current)」ボタンを使用できます。「カレント」ボタンは、カーソル・ディスクリプター・ウィンドウ内の「行 (Row)」と「列 (Column)」フィールドのすぐ右側にあります。

この機能を使用する手順は、次のとおりです。
  1. セッション・ウィンドウをクリックして、アクティブにする (セッション・ウィンドウの使用を参照)。
  2. セッション・ウィンドウで、作業しているマクロ画面に対応するアプリケーション画面に進む。
  3. セッション・ウィンドウで、マウスまたはキーボードを使用して、必要な位置にテキスト・カーソルを設定する。
  4. カーソル・ディスクリプター・ウィンドウで、「カレント (Current)」をクリックする。
「カレント」をクリックすると、マクロ・エディターは次のことを行います。
  • 現行のセッション・ウィンドウでテキスト・カーソルの位置を検出し、行と列の値をその位置に設定する。