カーソル記述子 (<cursor> エレメント)
カーソル記述子は、アプリケーション画面上の行と列の位置 (例えば、行 10 と列 50) を指定します。行の値と列の値のどちらにも、整数、または整数に評価される任意のエンティティー (例えば、変数、演算式、または外部 Java メソッドの呼び出し) を使用できます。
画面認識時にマクロ・ランタイムは次のことを行います。
- 行の値を評価し、整数の結果を取得する。
- 列の値を評価し、整数の結果を取得する。
- アプリケーション画面 (現在の状態) 内のテキスト・カーソルの行と列の位置を調べる。
- 記述子内の行と列の位置を、アプリケーション画面のテキスト・カーソルの行と列の位置と比較する。
2 つの位置が同じである場合、マクロ・ランタイムはこの記述子を true と評価します。false に評価される場合、マクロ・ランタイムはこのディスクリプターを false として評価します。
カーソル記述子の編集中に、正しい行とカラムの値を指定する場合は、 「現行 (Current)」ボタンを使用できます。「カレント」ボタンは、カーソル・ディスクリプター・ウィンドウ内の「行 (Row)」と「列 (Column)」フィールドのすぐ右側にあります。
この機能を使用する手順は、次のとおりです。
- セッション・ウィンドウをクリックして、アクティブにする (セッション・ウィンドウの使用を参照)。
- セッション・ウィンドウで、作業しているマクロ画面に対応するアプリケーション画面に進む。
- セッション・ウィンドウで、マウスまたはキーボードを使用して、必要な位置にテキスト・カーソルを設定する。
- カーソル・ディスクリプター・ウィンドウで、「カレント (Current)」をクリックする。
- 現行のセッション・ウィンドウでテキスト・カーソルの位置を検出し、行と列の値をその位置に設定する。