マクロ・マネージャー・ツールバー

マクロ・マネージャー・ツールバーには、一般的なマクロ操作用のアイコンが含まれています。これらのアイコンはすべて、マクロ開発者によって使用されますが、少なくとも 1 つのアイコン (「マクロを再生」アイコン) は、マクロのユーザー用でもあります。図 1 は、マクロ・マネージャー・ツールバーを示しています。(図示するために、この図はある意味では不正確です。この図は、ツールバー上のすべてのボタンが同時に使用可能になっている状態を示しています。) マクロ・マネージャー・ツールバーを表示する手順は、次のとおりです。

1. Z and I Emulator for Web クライアントを開始します。
2. 端末エミュレーター・セッション (3270 ディスプレイ・セッション、5250 ディスプレイ・セッション、VT セッション、または CICS ゲートウェイ・セッション) を開始する。
3. 「表示 (View)」 > 「マクロ・マネージャー」の順に選択する。

企業のディスプレイ・セッションの構成によっては、マクロ・マネージャー・ツールバー上のアイコンの一部がメイン・ツールバー上にも表示される場合があります。この配置は、ユーザーの便宜のためであり、問題にはなりません。アイコンがどのツールバーに表示されても、機能は同じです。

マクロ・マネージャー・ツールバーの各部の機能を、左から右の順に、以下に簡単に説明します。これらの機能の詳細については、本書の後の部分で説明します。

• 現在選択されているマクロ。ツールバーの左側にあるこの白いテキスト・フィールドは、入力フィールドではなく、現在選択されているマクロの名前をマクロ・マネージャーが表示するテキスト・フィールドです。ここで現在選択されているマクロは ispf_usp.mac です。
• 「マクロを選択 (Select a macro)」。このアイコンは、大きな下向きの矢印です。このアイコンをクリックすると、再生、編集、コピー、または削除のために現行のマクロを選択できます。
• 「現行マクロのプロパティーを編集 (Edit current macro properties)」。このアイコンをクリックすると、マクロ・エディターが立ち上がります (マクロ・エディターを参照)。
• 「現行マクロをリストから削除 (Delete current macro from list)」。このアイコンをクリックすると、現在選択されているマクロを削除します。
• 「マクロを再生 (Play macro)」。このアイコンをクリックすると、現在選択されているマクロを再生します。
• 「マクロを記録 (Record macro)」。このアイコンをクリックすると、新しいマクロを記録します。
• 「マクロの再生または記録を停止 (Stop playing or recording macro)」。このアイコンをクリックすると、マクロの再生または記録を終了します。
• 「マクロの再生または記録を一時停止 (Pause playing or recording macro)」。このアイコンをクリックすると、マクロの再生または記録を一時的に停止します。
• 「記録を追加 (Append recording)」。このアイコンをクリックすると、記録対象の現在のソースとしてアクティブ・セッションが選択されます (複数のセッションと対話するマクロの記録を参照)。
• 「プロンプトを追加 (Add a prompt)」。
• 「スマート待機時間を追加 (Add a Smart Wait)」。
• 「抽出を追加 (Add an Extraction)」。