マクロ画面がアプリケーション画面と一致するかどうかの判別

マクロ・ランタイムは、マクロ画面内の個々のディスクリプターを現行のセッション・ウィンドウと比較することによって、マクロ画面が現行のアプリケーション画面と一致するかどうかを判別します。

このシナリオの例では、マクロ・ランタイムは、有効な次画面のリストで名前 Screen2 を見付け、Screen2 を取り出し、そのディスクリプターを調べ、セッション・ウィンドウと比較します。

各マクロ画面には、1 つの <description> エレメントが含まれ、そのエレメント自体に 1 つ以上の記述子が含まれています。ディスクリプターは、true か false にすることができる、セッション・ウィンドウ (現在の状態のアプリケーション画面) についての事実のステートメントです。このシナリオの例では、Screen2 には次の 3 つのディスクリプターが含まれています。
  • 入力禁止標識がクリアされます (入力は禁止されません)。
  • セッション・ウィンドウには 80 個のフィールドがあります。
  • セッション・ウィンドウには 3 つの入力フィールドがあります。

今回のように <description> エレメントに複数の記述子がある場合、各記述子をブール値 true または false で評価したうえでその結果を 1 つの結果 (true または false) に結合するためにマクロ・ランタイムが使用するメソッドは、ある追加の構成情報によって決まります (この構成情報については、ここでは説明しません)。

しかし、このシナリオの例では、Screen2 はデフォルトで構成されるので、マクロ・ランタイムは 3 つのディスクリプターをそれぞれ順に評価します。3 つのすべてが true である場合、マクロ・ランタイムは、全体的な結果が true であり、Screen2 が現行のアプリケーション画面と一致するという結論を出します。

ディスクリプターの評価の詳細については、記述子の評価を参照してください。