DB2 サンプルの実行手順

IBM プラグインを使用しているときに、クラスパス内に sun.jdbc.odbc package がない場合、このサンプルを IBM DB2 で実行できます。

  1. DB2 データベースを作成する。そのデータベースに「AMNU」という名前を付け、列「NAME」、「ADDRESS」、「PHONE」、「DATE」、 「AMOUNT」、および「COMMENT」があるテーブル「CUSTRECS」を作成します。
  2. 該当する DB2 ドライバーをクラスパスに置く。sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver を使用するのではなく、COM.ibm.db2.jdbc.net.DB2Driver を使用して、ローカル・データベースに接続します。このクラスとその他の必要なクラスは、db2java.zip にあります。これは、DB2 をインストールしたときに \SQLLIB\java に置かれているはずです。これらの必要なファイルをクラスパスに入れるには、ご使用のセットアップに応じて複数の方法があります。
  3. DB2 データベース用にマクロを編集する。
    1. 次の行で、
      <create name="$database$" type="DB" 
           value="$new DB('jdbc:db2://hostname:6789/AMNU',
          'COM.ibm.db2.jdbc.net.DB2Driver')$" />
      ホスト名を、DB2 を実行しているマシンの名前に変更する。
    2. 次の 2 つの perform アクションを見付ける。
      <perform value="$database.setUserID('db2admin')$"  />
      <perform value="$database.setPassword('db2admin')$"  />
      DB2 データベースに接続する ID とパスワードを使用して、これらのアクションを変更します。
  4. 上記のステップ 3 から 7 を実行して、AMNUDB2.mac をインポートする。
この 2 つのマクロには、相違点がいくつかあることに注意してください。
  • SQL クエリーにおけるテーブル名の構文が異なります。Excel の場合:
    [CUSTRECS$]
    DB2 の場合:
    CUSTRECS
  • 前述のように、データベースとの接続に異なるドライバーを使用します。
  • DB2 の場合は、データベースに接続するための適切な ID とパスワードを指定するのに、EditDB の setUserID と setPassword メソッドを使用する必要がありました。
  • このマクロは、追加が終了すると、ローカル・データベースを起動しません。データベース上で「Select * from CUSTRECS」クエリーを実行すると、レコードが正しく追加されたことを確認できます。