複数のアクティブな記録

状況により、同時に複数のマクロを記録することが必要な場合があります。このような場合、独立したアクティブ・セッションでそれぞれのマクロを開始する 必要があります。(マクロ・マネージャーは、「マクロを記録」 アイコンをアクティブにし、アイコンがクリックされると記録を停止するまで選択できないようにすることによって、このルールを強制します。) それぞれのマクロは、切り離されて個別に記録されます。また、その記録が互いに干渉することはありません。

ただし、次の状態が発生することが想定されます。
  • セッション A で開始したマクロを記録している。
  • セッション B で開始した別のマクロを記録している。
  • セッション C はアクティブであるが、記録は行っていない。
  • セッション C からの素材を、セッション A で開始したマクロに記録する。
セッション C に記録済みの素材のソースを切り替えるには、セッション C の 「記録を追加 (Append recording)」アイコンをクリックします。

この状態では、セッション C からの記録済みの素材を、セッション A で記録を開始したマクロに 追加するのか、またはセッション B で記録を開始したマクロに追加するのかが、 マクロ・オブジェクトに伝わりません。したがって、セッション C の「記録を追加 (Append recording)」アイコンをクリック すると、マクロ・オブジェクトは、すぐに記録が開始されているセッション (セッション A および セッション B) をリストしたウィンドウを表示し、セッション C からの記録済みの素材を どちらのセッションに追加するか、選択を求めます。

また、セッション C を使用して、セッション A に情報を記録している間は、 セッション B に情報を記録する目的でセッション C を使用することはできません。