アクション

マクロ・ランタイムが複数のセッションを参照するマクロを再生する場合、 マクロ・ランタイムは、通常のマクロの場合とまったく同様に、アクションを 処理します。ただし、アクションに、マクロを起動したオリジナル・セッション 以外のアクティブ・セッションを参照するホスト ID が含まれる場合、マクロ・ランタイムは、 そのアクティブ・セッションのセッション・ウィンドウに対するアクションを実行します。

ディスクリプターと同様に単一のマクロ画面では、同じセッションに適用される すべてのアクション、または複数の異なるセッションに適用されるアクションを 含ませることができます。例えば、マクロ画面に、3270 ディスプレイ・セッションなどの、 マクロを起動したオリジナル・セッションに対する 1 番目の入力アクション、および、 5250 ディスプレイ・セッションなど、別のセッションに対する 2 番目の入力アクション が含まれる場合、マクロ・ランタイムは以下のようになります。
  1. 1 番目の入力アクションからの入力キー・シーケンスを、オリジナル・セッション・ウィンドウ (3270 ディスプレイ・セッションのセッション・ウィンドウ) の指定された 行と列の位置に入力します。
  2. 2 番目の入力アクションからの入力キー・シーケンスを、2 番目のセッション・ウィンドウ (5250 ディスプレイ・セッションのセッション・ウィンドウ) の指定された 行と列の位置に入力します。