すべてのディスクリプターが同じアクティブ・セッションに適用される

マクロが 3270 ディスプレイ・セッションから起動され、マクロ・ランタイムが、 その 3270 ディスプレイ・セッションを参照するマクロ画面の処理を終了して、 次に処理するマクロ画面の認識を試行中であると 仮定します。また、マクロ・ランタイムは Screen26 という名前のマクロ画面を 候補として確認中であり、その Screen26 が、それぞれ同一のアクティブな 5250 ディスプレイ・セッションに適用される 以下のディスクリプターを含んでいると仮定します。
  • 「フィールド数 (Number of Fields)」ディスクリプター
  • 「入力フィールド数 (Number of Input Fields)」ディスクリプター
  • 「OIA が禁止解除になるのを待つ (Wait for OIA to Become Uninhibited)」ディスクリプター

上記 3 つのディスクリプターはすべて必要なディスクリプターであり、逆ディスクリプター はないと仮定します。また、各ディスクリプターが 5250 ディスプレイ・セッションの セッション・ウィンドウに対し、真であると評価された場合、マクロ・ランタイムは、 Screen26 が次に処理するマクロ画面であると決定します。例えば、 ディスクリプターの値が 4、53、および NOTINHIBITED であると仮定します。5250 ディスプレイ・セッションの セッション・ウィンドウが 4 つの入力フィールド、およびすべてのタイプの 53 のフィールドを含み、 入力禁止標識がクリアされている場合、マクロ・ランタイムは Screen26 が次に処理するマクロ画面であると 決定します。

上記の処理は、ディスクリプターがマクロを起動したセッションの セッション・ウィンドウ以外のセッション・ウィンドウに適用されている点を除いて、 通常のマクロ画面の処理とまったく同様です。