アクションの処理速度

マクロ・ランタイムは人間のユーザーよりはるかに迅速にアクションを 実行するので、マクロの再生中に予測しない問題が発生し、 アクションが予想通りに実行されない可能性があります。 この原因は、前のアクションへの依存関係が生じることです。

アプリケーション画面を切り替えるキー・ストロークを例に取ります。アプリケーション画面が既に切り替わっていることを後続のアクションが予期しているにもかかわらず、実際にはアプリケーション画面がまだ更新の途中である場合、後続のアクションは失敗します。

他の状況でも、マクロ・ランタイムがそれぞれのアクションを前のアクションの直後に 実行すると、アクション間のタイミングに依存するエラーが発生する場合があります。