F. オプションの Vault パラメーターを追加する (必要な場合)。
前出の Vault パラメーター・セットとは異なり、以下のパラメーターはオプションです。web.ml ファイルにどのパラメーターを追加するかという判断は、ご使用の環境と、 管理者としての目標に応じて異なります。
- CMPI_VAULT_TRACE_LEVEL
- このパラメーターは、Vault プラグインのトレース・レベルを指定します。トレース・メッセージは、CMPI_TRACE_LOG_FILE パラメーターが 指定するログ・ファイルに記録されます。ご使用の Web アプリケーション・サーバーに応じて、コンソールに記録することもまたは 記録しないこともできます。トレース・レベル値は以下のとおりです。
- 0 = なし: トレースなし。これはデフォルトです。
- 1 = 最小: API、パラメーター、戻り値、およびエラーをトレースします。
- 2 = 通常: 最小のトレースに加え、内部 API、パラメーター、および通知メッセージもトレースします。
- 3 = 最大: 通常のトレースに加え、Java 例外もトレースします。
コード例:<init-param> <param-name>CMPI_VAULT_TRACE_LEVEL</param-name> <param-value>3</param-value> </init-param>
- CMPI_VAULT_DB_PRESERVE_WHITESPACE
- このパラメーターは、信任状要求パラメーターから空白文字を除去するかどうかを 示します。true の場合は、空白文字を除去しません。デフォルトは false です。 コード例:
<init-param> <param-name>CMPI_VAULT_DB_PRESERVE_WHITESPACE</param-name> <param-value>false</param-value> </init-param>
- CMPI_VAULT_DB_CASE_SENSITIVE
- このパラメーターは、Vault プラグインがユーザーのアプリケーション ID およびネットワーク ID を小文字に変換してから、HCM データベースへの SQL 照会を行うために lcase() メソッドを使用するかどうかを指定します。lcase() メソッドをサポートしない SQL アプリケーションを使用する場合、このパラメーターを true に設定する必要があります。 コード例:
<init-param> <param-name>CMPI_VAULT_DB_CASE_SENSITIVE</param-name> <param-value>false</param-value> </init-param>