サーバー・マクロ・ライブラリーの作成およびデプロイ

変更の始まりサーバー・マクロ・ライブラリーは、HTML モデル・ページで、また構成モデル・ユーザーが使用できます。HTML ページの場合、ユーザーはデプロイメント・ウィザードを使用してサーバー・マクロ・ライブラリーをカスタマイズできます。構成モデルの場合、ユーザーは Z and I Emulator for Web 管理コンソールを使用できます。管理者は、GUI ベースの構成を使用して各セッション用の構成を行うことができます。定義されたすべてのセッション用に構成を行う管理者は、HTML パラメーター SetServerMacroLibraryPath を使用してください。変更の終わり

変更の始まりSetServerMacroLibraryPath の値は共有パスまたは相対パスです。これらの値を使用して、ユーザーがその Z and I Emulator for Web セッションからアクセスする、マクロの中央リポジトリーを作成および保守できます。これらのマクロは、必要な場合にのみユーザーのマシンにダウンロードされます。サーバー・マクロに対して変更を行うと、ユーザーは次回のマクロへのアクセス時に、自動的に更新を取得します。変更の終わり

サーバー・マクロ・ライブラリーには、次のようないくつかの利点があります。
  • マクロを簡単に保管、編集、および管理できるようにし、それらすべてはアクセスしやすい場所から行えます。
  • 複数ユーザーおよび任意の数のセッションに渡り、マクロを容易に共用できるようにします。
  • マクロを Z and I Emulator for Web セッションにインポートする必要がなくなるため、セッションのサイズを削減できます。マクロは、ユーザーがそれらにアクセスする場合のみ、アクセス時にユーザーのマシンにダウンロードされます。
  • Z and I Emulator for Web セッションを再生成したり、HTML ファイルを変更したりせずに、いつでもサーバー・マクロ・ライブラリー内のマクロを編集したり、ファイルを置き換えたりできます。行ったすべての変更は、次回にユーザーがそのマクロを要求する時に自動的に使用可能になります。

サーバー・マクロ・ライブラリーは、Web サーバー上または共有ネットワーク・ ドライブ上に常駐させることが可能です。両方のタイプのライブラリーにおいて、特定の Z and I Emulator for Web セッションに対してどのマクロを有効にするかを制御できます。Web ベースのマクロ・ライブラリーを使用する場合、 構成しているセッション用に有効にしたい特定のマクロを識別するテキスト・ファイルを作成する必要があります。共用ドライブ・ベースのマクロ・ライブラリーを使用する場合には、指定したディレクトリー内のすべてのファイルが、セッションに対して有効となります。ユーザーは、Web ベースのマクロ・ライブラリーに書き込むことはできませんが、 書き込みアクセス権限を持っている場合は、共有ドライブ・ベースのマクロ・ライブラリーを 更新することができます。