スキーマ拡張機能のインストール

LDAP ディレクトリー・スキーマへの Z and I Emulator for Web 拡張機能は、パブリッシュ・ディレクトリーの LDAP サブディレクトリー (例えば、your_install_directory\ZIEWeb\ldap、ここで your_install_directory はご使用の Z and I Emulator for Web インストール・ディレクトリー) にあるいくつかのファイルで提供されます。これらのファイルは、LDAP スキーマへの拡張機能を含み、 標準の slapd 形式で保管されています。Z and I Emulator for Web が LDAP サーバーに構成情報を保管するためには、スキーマ拡張機能が有効になっていなければなりません。LDAP 管理者に、 これらのスキーマ拡張機能をインストールするよう要請してください。

zSeries でのスキーマ拡張機能のインストールに関する説明は、 プログラム・ディレクトリーを参照してください。
top グラフィック・イメージ
LDAP 管理者は、これらのスキーマ拡張機能を既に別の IBM 製品用にインストールしている可能性があります。その場合は、以下のステップをスキップしてください。IBM Directory Server バージョン 3.1.1 以降を使用している場合、 スキーマはプリインストールされているので、この場合も以下のステップをスキップすることができます。

Netscape LDAP Directory Server 上に Z and I Emulator for Web のスキーマ拡張機能をインストールするには、以下のようにします。

  1. 以下の slapd ファイルを <Z and I Emulator for Web publish directory>/ldap ディレクトリーから LDAP サーバー上の Netscape の LDAP config ディレクトリーにコピーする。
    Netscape.IBM.at
    Netscape.IBM.oc
  2. LDAP サーバーを停止する。
  3. <Netscape LDAP config directory>/slapd.conf ファイルを編集して、以下のステートメントを追加する。
    userat "<Netscape LDAP config directory>/Netscape.IBM.at"
    useroc "<Netscape LDAP config directory>/Netscape.IBM.oc"
  4. LDAP サーバーを再始動する。

IBM LDAP Directory Server に Z and I Emulator for Web のスキーマ拡張機能をインストールするには、以下のようにします。

  1. 以下の slapd ファイルを Z and I Emulator for Web publish directory/ldap ディレクトリーから LDAP サーバー上の <インストール・ディレクトリー>/etc ディレクトリーにコピーする。
    V2.1.IBM.at
    V2.1.IBM.oc
  2. LDAP サーバーを停止する。
  3. <インストール・ディレクトリー/etc/slapd.at.conf ファイルを編集して、以下のステートメントをファイルの最後に追加する。
    include /etc/V2.1.IBM.at
  4. <インストール・ディレクトリー/etc/slapd.oc.conf ファイルを編集して、以下のステートメントをファイルの最後に追加する。
    include /etc/V2.1.IBM.oc
  5. LDAP サーバーを再起動します。