LDAP をデータ・ストアとして使用する場合の Z and I Emulator for Web サーバーの構成
- 「管理」ウィンドウを開き、Z and I Emulator for Web にログオンする。
- 「サービス」「ディレクトリー・サービス (Directory Service)」をクリックする。
- 「ディレクトリー・サービスの使用 (LDAP) (Use Directory Service (LDAP))」ボックスをクリックして、以下の LDAP サーバー情報を入力する。
- 宛先アドレス
- LDAP ディレクトリーの IP アドレスを入力します。ホスト名、またはドット 10 進形式を使用します。デフォルトは、Z and I Emulator for Web サーバーのホスト名になっています。
- 宛先ポート
- LDAP サーバーが LDAP クライアントからの接続を受け入れる TCP/IP ポートを入力します。デフォルト・ポートは 389 です。
- 管理者の識別名
- Z and I Emulator for Web の情報の更新を許可するディレクトリー管理者の識別名 (DN) を入力します。識別名には、LDAP のストリング表現を使用する必要があります (例: cn=Chris Smith,o=HCL,c=US)。
- 管理者パスワード
- ディレクトリー管理者のパスワードを入力します。
- 識別名の接尾部
- 情報が保管されるディレクトリー情報ツリー (DIT) 内の最上位の項目の識別名 (DN) を入力します。Z and I Emulator for Web は、DIT の中に、この接尾部以下のすべての構成情報を保管します。識別名には LDAP のストリング表現を使用する必要があります (例: cn=ZIEWeb,o=HCL,c=US)。
- ディレクトリー・サービスへの構成のマイグレーション
- プライベート・データ・ストアから LDAP ディレクトリーにユーザーおよびグループをマイグレーションするには、 このチェック・ボックスをクリックします。LDAP へのマイグレーションは、 グループおよびユーザーの構成情報に対して重要な意味を持ちます。詳しくは、オンライン・ヘルプの『LDAP マイグレーションにおける考慮点 』を参照してください。このチェック・ボックスは、ディレクトリー・サーバーへ切り替え時、 または切り替えを行った後に使用することができます。
リダイレクター構成は、ディレクトリー・サーバーにマイグレーションされません。 LDAP への接続およびマイグレーションに 問題が生じた場合は、最初に LDAP への接続を試みてください。それから、接続が正しくできたら、マイグレーションを試みてください。
- 「適用」をクリックします。
最初に LDAP ディレクトリーでの認証を求められたら、 "admin" というユーザー ID と "password" というパスワードを指定してください。最初のログオンの後で、このパスワードを変更することができます。プライベート・データ保管用に パスワードを変更した場合でも、 その ID とパスワードはプライベート・データ保管用にのみ有効なままです。LDAP ディレクトリーの場合は、 別のユーザー ID とパスワードが必要です。混乱を避けるために、 LDAP ディレクトリー・パスワードをプライベート・データ・ストア・パスワードと同じに変更することができます。
このパネルで行った変更はすぐに適用されます。LDAP サーバーに切り替えると、グループ、ユーザー、またはセッションの管理上の変更や、 管理者またはユーザーによる新規パスワード、マクロ、キーボードの変更など、 ユーザー関連の変更は LDAP サーバーにおいてのみ行われるようになります。