Z and I Emulator for Web プラグインの作成
Eclipse-Plugin で実行するこれらの Z and I Emulator for Web プラグインを作成およびデプロイするには、以下を行います。
- プラグインのセッションを定義する HTML モデルのデプロイメント・ウィザード・ ページがあることを確認する。既存の HTML モデル・ページを使用するか、 新規作成することができます。 注: Eclipse-Plugin 機能では HTML モデル・ページのみがサポートされています。ページが完了したら、unzip したデプロイメント・ウィザードの出力ファイルを Z and I Emulator for Web パブリッシュ・ディレクトリーに入れます。
- プラグインの Eclipse 更新サイトとして使用するディレクトリー (c:\update など) をまだ定義していない場合は、作成します。次に、
- Web サーバー構成でこのディレクトリーの別名を定義して、Web サーバーを再始動します。
- これで、Z and I Emulator for Web プラグインを作成する準備ができました。Eclipse 更新サイト・マシンで、Java JRE を実行するブラウザーを開き、以下の Z and I Emulator for Web URL にアクセスします: http://<hostname>/<alias>/WCTConfig.html。 注: Linux では、IBM Java プラグインを使用する場合は、LD_LIBRARY_PATH 環境変数を設定する必要があります。例えば、Linux 用の Z and I Emulator for Web サーバーに付属の Java プラグインを使用したい場合は、以下のようにして export コマンドを使用して、LD_LIBRARY_PATH 環境変数を設定します。
export LD_LIBRARY_PATH=/opt/hcl/Z and I Emulator for Web/zieweb_jre/jre/bin: $LD_LIBRARY_PATH
- この URL で、プラグインの作成を支援する、特別な更新サイト・ ユーティリティー・アプレットが実行される。
- 次のようにして、更新サイト・ユーティリティーの「基本情報 (Basic Information」 パネルに入力する。
- 更新サイト宛先ディレクトリー (必須) ステップ 2 で作成した Eclipse 更新サイト・ディレクトリー (例えば、c:\updates) を指定する。
- ZIEWeb コード・ベース (必須) ステップ 3 の説明どおりに WCTConfig.html にアクセスする場合は、このフィールドは既に正しく入力されているはずです。このフィールドには、Z and I Emulator for Web パブリッシュ・ディレクトリーの場所を以下の形式で指定する必要があります: http://<hostname>/<alias> Z and I Emulator for Web サーバー名は完全修飾名にしなければなりません。相対 URL 名または「localhost」や「127.0.0.1」のような名前にすることはできません。
- デプロイメント・ウィザードの出力ファイル (必須) ステップ 1 で作成した HTML モデルのデプロイメント・ウィザード・ページの名前を指定する。
- 機能バージョン (必須) 生成される機能で使用するバージョン・ストリングを major.minor.service の形式で (例えば、1.0.0) 指定する。
- ユーザー JAR ファイル・パス (User JAR File Path) Z and I Emulator for Web セッションと対話するためにカスタム・コードを必要とするソリューションで使用される、カスタム・コードが含まれた JAR ファイルのパスを指定する。コンマ (,) で区切って、複数のファイルを指定することができます。 注: 「アプレットの実行」機能を使用する必要がある場合は、アプレットを JAR ファイルにパッケージして、ここでファイル・パスを指定する必要があります。
- 「更新サイト・ユーティリティー」パネルの「ランタイム・コード」パネルと「コード・ページ」パネルで、不要な機能またはホスト・コード・ページのチェック・マークを外して、作成される Eclipse プラグインのサイズを削減することができます。
- すべてのフィールドが完了したら、「プラグインの生成およびデプロイ」を選択する。アプレットが Z and I Emulator for Web プラグインを作成して、指定した更新サイトに配置します。
- 更新サイト宛先ディレクトリーとして指定したディレクトリーで、 以下のファイルが作成または変更される。
- サイト・マップ・ファイル (site.xml): このファイルには、この更新サイトからインストール可能な機能がリストされています。
- XMLAccess スクリプト・ファイル: このファイルは、WCS に Z and I Emulator for Web 機能をインストールするための WebSphere Portal XMLAccess ユーティリティーの入力です。ファイル名は、以下の形式で付けられます: (デプロイメント・ウィザードの出力ファイル名)_DeployScript.xml。XMLAccess については、『IBM Accelerators for WebSphere Portal family』を参照してください。
- features サブディレクトリー: このサブディレクトリーには、Z and I Emulator for Web 機能のアーカイブが含まれています。
- plugins サブディレクトリー: このサブディレクトリーには、次のものが含まれています。
Z and I Emulator for Webplugin プラグイン自体。ファイル名は、以下の形式で付けられます:com.ibm.eNetwork.HOD.wct_(plugin version).jar Z and I Emulator for Web コード・フラグメント Z and I Emulator for Web ランタイム・コード。ファイル名は、以下の形式で付けられます: com.ibm.eNetwork.HOD.wct.(機能名)_(プラグイン・バージョン).jar 構成フラグメント 構成情報を保管するフラグメント。ファイル名は、以下の形式で付けられます:com.ibm.eNetwork.HOD.wct.configs.(デプロイメント・ウィザードの出力ファイル名)_(機能バージョン).jar - images サブディレクトリー: このサブディレクトリーには、WMC/WCS で使用されるイメージ・ファイルが含まれています。
プラグインのクライアントへのインストールについては、ご使用の Eclipse-Plugin プラットフォームに付属の資料を参照してください。