Z and I Emulator for Web の機能の仕組み

次の図と解説は、Z and I Emulator for Web システムが機能する仕組みを示しています。Z and I Emulator for Web はクライアント/サーバー・システムです。Z and I Emulator for Web のクライアントは、Web サーバーからリモート・コンピューター上にある Web ブラウザーにダウンロードされる Java アプレットです。

変更の始まり
図 1. Z and I Emulator for Web の動作
 動作
変更の終わり

ステップ 1. ユーザーがブラウザーを開いてハイパーリンクをクリックします。

変更の始まりステップ 2. HCL Z and I Emulator for Web アプレットがクライアント・ワークステーションにダウンロードされます。 変更の終わり

変更の始まりステップ 3. アプレットがダウンロードされると、HCL Z and I Emulator for Web は、ホスト・アプリケーションにアクセスするために、任意の Telnet サーバーに直接接続します。変更の終わり

セッション情報は HTML ファイルまたは Z and I Emulator for Web 構成サーバー内に構成されます。構成サーバーの詳細については、デプロイメントの計画を参照してください。

Z and I Emulator for Web クライアント・アプレットは、Web Start クライアントとして実行することができます。Web Start クライアントは、Web サーバーからダウンロードされ、クライアント・コンピューターに保管されます。最初にダウンロードされた後、クライアントはローカル・マシンからロードされます。

Z and I Emulator for Web には、以下の管理コンポーネントが含まれています。
  • デプロイメント・ウィザード。これは、 エミュレーター・クライアントの HTML ファイルを作成するためのツールです。管理者はデプロイメント・ウィザードを使用することにより、ある組織の必要に合わせてカスタマイズされた Z and I Emulator for Web HTML ファイルを、迅速かつ簡単に作成することができます。
  • システム管理者が Z and I Emulator for Web サーバーで共通セッションの定義、ユーザーおよびグループの作成、およびその他の管理用タスクの実行を行うために使用することのできる、管理クライアント。

さらに、ユーザーや管理者に Z and I Emulator for Web のクライアント機能を示すために、多くの定義済みクライアント (例えば、エミュレーション、Database On-Demand、および問題判別ユーティリティー) が Z and I Emulator for Webと共に提供されています。