Z and I Emulator for Web とは
HCL Z and I Emulator for Web は、イントラネット・ベースおよびエクストラネット・ベースの環境下のユーザーのために、コスト効果が高く、セキュアなブラウザー・ベースおよび非ブラウザー・ベースのホスト・アクセス手段を提供します。Z and I Emulator for Web は Web サーバーにインストールされるため、管理およびデプロイメントを簡単に行うことができ、Z and I Emulator for Web アプレットまたはアプリケーションはクライアント・ブラウザーまたはワークステーションにダウンロードされて、ユーザーが重要なホスト・アプリケーションおよびデータに接続できるようになります。
Z and I Emulator for Web は、以下のものを含む一般的な端末タイプ、通信プロトコル、通信ゲートウェイ、およびプリンターのエミュレーションをサポートします。
- TN3270 および TN3270E 端末
- TN5250 端末
- VT52、VT100、VT220、VT320、および VT420 端末
- Secure Shell (SSH)
- トランスポート層セキュリティー (TLS) (Transport Layer Security (TLS))
- ファイル転送プロトコル (FTP) (File Transfer Protocol (FTP))
- CICS (顧客情報管理システム) トランザクション・ゲートウェイ
- TN3270E および TN5250 プリンター
Java コンポーネント・ベースの ZIE Host Access Toolkit を使用して、カスタマイズされた e-business アプリケーションを作成することができます。この Toolkit には、以下の豊富な Java ライブラリーとアプリケーション・プログラミング・インターフェースのセットが含まれます: ホスト・アクセス・クラス・ライブラリー (HACL)、Host Access Beans for Java、および Java Enterprise Edition (J2EE) コネクター。Z and I Emulator for Webには、Database On-Demand も含まれています。これは、IBM System i7 システムがホスティングする IBM DB2 データベースに構造化照会言語 (SQL) 照会を送るためのインターフェースを提供します。